こんにちは。JUN工房です。
管理しているワードプレスのサイトのサイトヘルスにて今回は”永続オブジェクトキャッシュを使用してください”という表示が出てきました。WordPress側がアップデートをする度に何かしら出てきます。セキュリティなど性能がアップするので良いことですが、不具合が出てるようでどうにも気持ち悪いもの。停止中のテーマの削除はバージョンアップするたびに出てくるので見慣れたものになりましたが、永続オブジェクトキャッシュを〜というのは今回お初にお目にかかりました。
ということで今回はこちらを改善していこうと思います。
はじめに
![](https://jun-kobo.com/main/wp-content/uploads/2022/11/171516a50a9ee61d6849eca3bd0f273d-1024x295.png)
永続オブジェクトキャッシュとは、サイトのデータベースの効率化を図り、WordPress がサイトのコンテンツや設定を迅速に取得できるようになる為、読み込み時間が短縮できるということです。
ホームページはいち早く表示され、情報をすぐに届けられるページの方が訪問してくださった方の滞在時間も増えていくので、大事な部分に一役買っているようですね。
対処法
色々調べてみましたが、一番簡単な対処法を発見しました。
どうやら「Redis Object Cache」というプラグインをインストールして、チェックボタンを押すだけで修正してくれるもののようです。wikiでRedisを調べてみましたが安心なもののようなので、早速インストールして様子を見たいと思います。
Redisの名称はREmote DIctionary Serverを意味している。元々の開発者はVMware所属(2010年3月当時)のエンジニアSalvatore Sanfilippoである。2013年5月からは、RedisはVMwareをスピンオフしたPivotal Softwareにスポンサーされるようになった。2015年6月からは、Redis Labsがスポンサーとなっている。
DB-Engines.comの月間ランキングでは、Redisはしばしば最もポピュラーなキー・バリュー型データベースとして評されている。また、Redisは2015年のユーザーレビューによる満足度と市場でのプレゼンスの評価でNoSQLデータベースで4位を、Docker等の各種コンテナ上で使われているNoSQLデータベースとして1位を、さらに上位50デベロッパーツール&サービスにおけるNoSQLデータベースとしても1位を獲得している。
wikipedia
- 2017年09月 – RedisEnterpriseがRedis 4.0をサポート開始。
- 2017年11月 – RedisEnterprise 5.0を提供開始。
- 2018年10月 – Redis5.0がリリース。Redis Streamが導入される。
- 2020年04月 – Redis6.0がリリース。ACLのサポートを拡大。
- 2020年04月 – RedisEnterprise 6.0を提供開始。
- 2022年04月 – Redis7.0がリリース。新コマンド、オプションを追加
プラグインのインストール
ダッシュボードのタブ「プラグイン」→表示された画面左上「新規追加」で、検索窓に”Redis Object Cache“と入力して出てくるプラグインを「今すぐインストール」して有効化します。
![](https://jun-kobo.com/main/wp-content/uploads/2022/11/474da17f8939724d84bd7d2cd7680998-1024x607.png)
有効化したらそのままプラグインの画面に移動するので、その画面左下にある「Enable Object Cache」をクリックするだけ。
![](https://jun-kobo.com/main/wp-content/uploads/2022/11/1834deffe39bc4fc8f33dd451e56336d.png)
![](https://jun-kobo.com/main/wp-content/uploads/2022/11/3fb499572fe49f095d11e3fa2ff64c01.png)
ボタンが下の画像のように”Disable Object Cache”となったら完了です。
たったこれだけでサイトヘルスの警告もちゃんとなくなってくれました〜!今回はインストールして適用するだけ。
現環境ではこれだけでOKなので、気になる方は試してくてください。